地震に強い長持ちする家の条件
こんにちは、たまのいです。
今日はちょっと真面目な家のお話をします。
最近、どこの家も地震に強い耐震等級3(計測震度9.9の地震でも全壊しない家)の家が当たり前になってきました。
でも、間取りによっては開口部が広くて柱や壁が少ない家でも耐震等級が2や3がとれるようになりました。
なぜかというと本来柱で支える梁(横架材)を太くしたり追加したりと無理やり補強して数値を稼いでいるのです。
数値上ではOkかもしれませんが長年住んでいると梁が垂れて天井に隙間ができたり扉の立て付けが悪くなったりします。
特に2階建てで1階と2階の柱や壁が上下に重なっている割合が低い家なんかも2階の壁や柱を1階の柱で受けてないので2階の重みでひずみができたりします。
簡単に長持ちできそうな間取りの見分け方は縦の壁や柱が直線で結ばれている割合が高いかどうか。
2階建てだと1階の柱壁と2階の柱壁の重なっている割合(直下率)が60%以上あるかを見るといいと思います。
そうすると余計な補強もなくなり耐久性の高いコスパのいい家が建ちます。
プランを考えている方も一度今考えているプランの柱壁チェックしてみてはいかがでしょうか?